国立大学法人秋田大学大学院医学系研究科及び医学部(所在地:秋田県秋田市本道一丁目1-1、以下「秋田大学」)と一般社団法人秋田予防医学推進協会(所在地:秋田県秋田市中通一丁目2番3号 リバーサイド秋田ビル402号室、代表理事:佐藤嘉晃、以下「秋田予防医学推進協会」)は、2026年9月7日、予防医学・健康診断・地域医療の発展を目的とした包括的連携に関する協定を締結しました。秋田県における医学研究の最前線に立つ秋田大学の知見と、2027年春に秋田駅前に「あきた健診プラザ」の開設を予定する協会の実践力を組み合わせ、秋田県民の健康寿命の延伸に取り組みます。

■ 背景:全国トップクラスのスピードで進んむ秋田県の超高齢化
秋田県は高齢化率が40.9%を超え、全国で最も早く超高齢社会に直面している地域のひとつです。がん死亡率は29年連続でワースト1位という重い現実があり、健康寿命は男性72.43歳・女性75.67歳にとどまります。また、特定健診の受診率は53.4%にとどまり、政府目標の70%以上との間には大きな開きがあります。「病気を治す」ことから「病気を未然に防ぐ」ことへ、地域医療のあり方そのものを変えていく必要性が高まっています。
■ 協定の目的
本協定は、両者が包括的な連携のもと、予防医学、健康診断、地域医療、医学研究及び医療人材育成等の分野において相互に協力し、秋田県民の健康寿命の延伸及び地域医療の発展に寄与することを目的としています。秋田大学の教育・研究機能と、地域に密着した協会の予防医療サービスを結びつけることで、「早期発見・早期治療」をより身近な価値へと変えていきます。
■ 連携事項
- 予防医学及び健康診断に関すること
- 地域医療及び健康増進に関すること
- 医師・臨床検査技師その他医療人材の交流及び育成に関すること
- 臨床検査及び医療・健診の質の向上に関すること
- フレイル・ロコモティブシンドロームその他運動器疾患の予防及び検診に関すること
- 女性の健康及び産婦人科領域に関すること
- 研究成果及び医学的知見の地域社会への還元に関すること
- その他双方が必要と認める事項
■ 今後の展開
両者は今後、共同研究や受託研究、人材交流などについて個別に覚書・契約書を締結しながら、具体的な取組みを進めていきます。協会が2027年春の開業を予定する「あきた健診プラザ」(秋田駅前)では、最新の医療機器と上質なホスピタリティを備え、女性が安心して受診できるフロア設計を採用するなど、これまでにない予防医療体験の提供を目指しています。秋田大学の医学的知見を取り入れることで、検査から地域医療機関への橋渡しまで、切れ目のない健康支援体制の構築が期待されます。
